EU・日本ワークショップ:ジェンダーに基づく暴力と女性・平和・安全保障
12月14日・15日
背景
欧州連合(EU)と日本それぞれにおいて、ジェンダーに基づく暴力(GBV)は深刻な問題であり、社会にさまざまな影響を与えています。新型コロナウイルスの感染拡大は、女性の生活と権利に不均衡な形で影響し、特に困窮している働く女性など疎外されている女性たちへの影響は大きくなっています。目に見える影響としては、家庭や職場におけるセクシャル・ハラスメントなどGBVの増加、収入の減少、失業、およびさまざまな社会的、経済的な権利や資格の喪失などが挙げられます。
これらの理由から、EUと日本は、ジェンダー平等、GBVの根絶および女性と若者のエンパワーメントの推進を重要な政策課題と位置付けています。
「ジェンダーに基づく暴力と女性・平和・安全保障」と題された当ワークショップは、「ポストパンデミック時代における日本とおよび日本におけるジェンダー平等と女性のエンパワーメント推進に関する日・EU共同プロジェクト」の一環として実施します。
本ワークショップでは、EUと日本双方で、GBVの根絶および女性のエンパワーメントに取り組む政府、若者、市民団体および国際機関などからキーパーソンが登壇し、この問題に関する考えを紹介し、有効な取り組みや知見を共有します。
イベントの概要
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日時:12月14日(水)・15日(木)、日本時間16:30~19:00(中央ヨーロッパ時間 8:30~11:00)
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会場:Zoom開催
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形式:完全オンライン
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言語:日本語/英語(同時通訳あり)
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主催:駐日EU代表部
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参加費:無料
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議題:
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1日目:ジェンダーに基づく暴力(GBV)の根絶に向けた法的・政策的枠組の強化:日本とEUの経験から
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2日目:女性・平和・安全保障(WPS): 紛争下及び脆弱な状況におけるジェンダーに基づく暴力(GBV)への対応: 日本とEUの挑戦
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