新型コロナウイルスのパンデミック（世界的な流行）は、この数カ月間、前例のない規模と速度で世界中に広がっています。欧州疾病予防センター（ECDC）によれば、2020年5月28日時点で、世界の感染者は560万人を超え、そのうち欧州連合（EU）加盟国、欧州経済領域（EEA）および英国の感染者数は約24%を占めており、このパンデミックと闘うためには、国際協力が極めて重要です。

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2019年2月1日に暫定発効した「日・EU戦略的パートナーシップ協定」（SPA）は、パンデミックの影響を受ける幅広い分野において日・EUの協力を促進することで、この危機の克服に向けた世界の取り組みを後押しすることができる適切な手段です。

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以上の観点から、日本とEUの新型コロナウイルス対策に関する情報提供と意見交換を行うとともに、この新しい状況における日・EU間の協力を強化するためのアイデアを提供することを目的として、オンラインセミナー「新型コロナウイルスに関する日・EUウェビナーシリーズ」を６月から10月にかけて、日・EU共同で計９回開催いたします。

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この危機からの復興の過程が経済や社会に真の変革をもたらすことを期待しつつ、是非討論にご参加下さい。